第4回 クラブ アトラスのシェフによる料理セミナー

~ テーマ:シェフのスペシャリテ ~

日程:2016年6月22日
会場:東京ガス業務用ショールーム「厨BO! SHIODOME」
協力:クラブ アトラス

講師とメニュー

中嶋 寿幸 シェフ(株式会社ロアラブッシュ)
メニュー:甘鯛のポワレ、にんじんのグラッセ、黒ビールのソースを添えて
菊地 美升 シェフ(ル · ブルギニオン)
メニュー:エスカルゴと骨髄、牛胃袋のロースト、赤ワインのピュレソース

クラブ・アトラスのシェフによる料理講習会が開催されました。
クラブ・アトラスを代表し、副会長 渡辺シェフ(ナベノイズム)からご挨拶をいただき、セミナーがスタートしました。

第4回目となる今回は「シェフのスペシャリテ」をテーマに、
講師は『ロアラブッシュ株式会社』代表取締役・総料理長 中嶋寿幸シェフと
『ル · ブルギニオン』オーナーシェフの菊地美升シェフが担当。

先に調理デモを担当したのは中嶋シェフ。
初夏にぴったり、黒ビールをベースにしたソースと、うろこの香ばしさを味わい、楽しむ”甘鯛”を使用した一品を、
分かり易い解説と共にご紹介いただきました。
素材の本来の味を活かすため、魚のアセゾネには胡椒をあまり使用しないという中嶋シェフ。
素材と向き合いながら丁寧に調理し一皿を仕上げていく、シェフの料理に対する想いが伝わるセミナーとなりました。

甘鯛のポワレ、にんじんのグラッセ、黒ビールのソースを添えて

続いて、調理デモを担当したのは菊地シェフ。
今回は得意とする“内臓系料理”をご紹介いただきました。
フランスの研修先『エキュソン』(ブルゴーニュ地方)のスペシャリテに、自分の好みの素材を組み合わせて完成させた、
思い入れのある一皿だそうです。
今回はブルゴーニュの赤ワインと共に試食していただきました。

エスカルゴと骨髄、牛胃袋のロースト、赤ワインのピュレソース

セミナー後半は、お店作りについて、コンセプトやメニュー作り、人材育成、今後のヴィジョンについてなどお話を伺いました。

クラブ・アトラスのシェフと講習会を支えてくださったシェフの皆さん。
試食の準備やセミナーの進行を盛り上げてくださり、大変盛り上がるセミナーとなりました。