第5回 クラブ アトラスのシェフによる料理セミナー
~ テーマ:フランス料理の技術の伝承とお店作りのポイント ~
テーマ:器使い
日程:2016年11月7日(月)
会場:東京ガス業務用ショールーム「厨BO! SHIODOME」
主催:アミティエグルマンド
協力:クラブ アトラス
講師とメニュー
渡辺 雄一郎 シェフ(Nabeno-Ism)
◆アミューズ
- 3種の梨(秋月、豊水、南水)とアボガド、スダチのガスパチョ
- ポワールウィリアムスとオー・ド・ヴィ・ド・ポワール風味、レモンとヴァニラの氷をアクセントに
- 浅草老舗とのコラボスナックとアントナン風グリーンオリーブのマリネ
◆前菜
~日本伝統野菜とフランス伝統食材の融合~
京都山科茄子のコンポートに生姜とライムの香るジュレ、ブレス産ピジョンのパテとムネ肉のショーフロワ
松本 浩之 シェフ(Restaurant FEU)
◆メイン
ソール コルベール 古典と現代(2品)
第5回目となる今回は、9月にメンバーが増えたこともあり、満席の参加者と共にクラブアトラスのシェフも多数、サポートメンバーとして参加しました。
高良会長の挨拶に続き講習会がスタートしました。
まずクラブ・アトラス副会長である渡辺シェフが、浅草や両国にある老舗・名店の食材を用い、フランス料理の技法で作り上げるアミューズと前菜を紹介しました。
和とフレンチのコラボは、料理だけでなく、器使いもオリジナリティ満載!
隅々までシェフの料理に対する哲学やこだわりが感じられるお皿でした。
続いて松本シェフが、舌平目のフライにメートル・ドテル・バターとジャガイモを添えたソール・コルベールを2種のアレンジで披露しました。
最初はクラシックなルセットを、銅のオーバルパンとポム・ヴァプール用のポワロンで。
次に、モダンに再構築したバージョンを、波模様の白い丸皿で。
楽しいトークで会場も盛り上がりました。
デモの後は、今年7月にオープンした『Nabeno-Ism』のお店作りについて、また『Restaurant FEU』の7代目料理長としての経験談や、後進の指導についてなどのお話を伺いました。
最後に全員集合!!